06`04/28 -00:30- スクウェアを潰した映画「FINAL FANTASY(ファイナルファンタジー)」を観ました。 TVで放送されるのを期待して待っていたんですが、そんな雰囲気まったく無いので、中古DVDを安く買いました。 ヒットしなかったどころか、会社の経営を悪化させた曰く付きの本作。 でも、常識外れの予算を掛けた所為であって、内容は悪くないんじゃない? と思っていたんですが、決して的外れではなかった様です。 一言で言えば、よくあるハリウッド映画でした(^_^; 近未来でエイリアンと戦うSF。 普通のエンターテインメントで、自分は嫌いじゃありません。 ただ、「スターウォーズ」とか「エイリアン」、「ターミネーター」みたいな“名作”にはなれない平均点の映画です。 映像の美しさだけは、一級品だと思いますけど。 つまり問題は、この映像へのこだわりってトコです。 映画として観る以上、そこは本質ではないんです。 本編中、内容に集中している時なんかに何度か、キャラがCGではなく人間の役者が演じているかの様に感じてしまいました。 それ自体は凄い事です。 でも、それなら人にやらせればいいだけです。 目指すところが実写である事が、やはり間違いだったんでしょう。 現行の「FFZ アドベントチルドレン」なんかのCGは、綺麗だし格好良いしで大好きです。 その母体となったと考えれば、この失敗も悪くはなかったんでしょうか(^_^; ストーリィの方ですが、少々判りづらい箇所や説明不足な感もありますので、多少の理解力が要求されます。 さらに、全然ファイナルファンタジーっぽくありませんよ(^_^; その所為で、余計に安っぽいハリウッド映画臭がします。 ただ個人的に、よくあるハリウッド映画も近未来でエイリアンと戦うSFも、さらにはフルCGアニメーションも嫌いじゃないので、星4ッ(4/5)あげます。 あまり金出したくはないけど、ただなら充分面白い映画ですよ(^_^; 安売りDVDやレンタル半額など、お安く観られる機会があったなら、是非ご覧になってみて下さい。
06`04/26 -00:05- DVDで、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を観ました。 概ね面白かったんですが、細かく違和感を感じました。 今回の監督の演出法が、あまり自分好みではない様です。 それと、原作未読なんですが、ボリュームありそうな今エピソード。 かなりカットして詰め込んだんでしょうね。 相当窮屈な感じを受けました。 前作「アズカバンの囚人」で、いじわるなおじさん家族から逃げ出したハリー。 だから、前3作とは違う始まり方になるのは解ります。 しかし、いきなりロン&ハーマイオニーと合流しちゃうので、休みの間どうしていたのか判りません。 それと、思春期のハリーたちが異性を意識し始めるのは解りますが、表現が極端です。 それに、これといった出来事が何もないまま、ハーマイオニー以外の女の子に恋するハリー&ロンにも納得行きません。 この辺、多分原作は小説なので、充分な時間や間を用いて表現しているはずです。 今回、2時間半すら短すぎる詰め込み様ですから、うまく表現出来なかったんでしょうね。 そういうちょっとした違和感を終始感じてしまいましたので、完全にはハマれませんでした。 今回の伏線、ポリジュース薬(で合ってる?)もいまいちだった。 最初から怪しいし、正体も他に残っているヤツいないし(^_^; ダニエルくんとエマたんが、成長して顔の印象変わってきた件は、あまり気になりませんでした。 以上の点を踏まえて、ハーマイオニーの可愛らしさによる加点はなしの、星4ッ(4/5)というところかな。 本当、面白いのは確かです。 ちょっと監督が好みじゃなかっただけ。 充分オススメの映画です。 「アズカバンの囚人」の方が面白かったけど(^_^; 06`04/20 -01:55- 遅まきながら、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を観ました。 ハーマイオニーがいきなり現れる伏線が、ちゃんと物語の展開に組み込まれているなど、古典的、王道的にしっかり物語が構築されています。 その上、すでに「賢者の石」、「秘密の部屋」で、世界観とキャラクターが大好きになっているんです。 面白いに決まっています(^o^)/ 心配していた“子役の成長しすぎ”感ですが、今回は違和感なかったです。 一応、劇中に四季を表現して時間経過を盛り込んでいたから、ダニエルくんやエマたんの成長に説得力があったのかな? 「賢者の石」、「秘密の部屋」の二作は、ハーマイオニーの可愛らしさで+1点の星4ッでしたが、今回は文句なしの星5ッ(5/5)です。 もうじき「炎のゴブレット」が発売されるのでこのタイミングで観たんですが、今から「炎のゴブレット」を観るのが楽しみになりました。 06`04/04 -01:25- 1ヶ月以上かかって、ようやっとPS2「SIREN(サイレン)2」をクリアしました。 クリア、とは言え、全シナリオのタイムアタック更新と、全シナリオのハードでのクリアとゆう2つの隠し要素は無視です。 「バイオハザード」や「サイレント・ヒル」の様な一繋がりのシナリオなら、ハードでもう一周…とか思えるけど、90以上あるシナリオを、高いハードルの元でもう二週…と思えるほどにはハマってないし暇もない(^_^; 前作もアーカイブ制覇でやめといたので、今回もアーカイブ制覇まで、って事です。 感想は、ゲームとしては前作以上、ホラーとしては前作以下、って感じです。 シナリオの時間軸が前後しまくらなくなり、お話の全体像が見え易くなっています。 操作性も向上した上に、敵から武器を奪って戦えるので、かなり楽にもなりました。 個人的には、新要素の感応視によって敵の体を乗っ取り、敵の手によって内鍵を外す等、パズル要素も楽しくてゲームとしては大満足。 ただ、敵と楽に戦える所為で緊張感が薄れてしまい、隠れて逃げるドキx2感が低下。 前作はステージも狭く、とにかく見付からない様にするのが重要でした。 最前まで操作していた登場人物が、屍人となって徘徊している世界は、独特の雰囲気があっておどろおどろしかった。 前作の方がおぞましくて、完全にホラーしていました。 ま、あくまでゲームなのは確かですから、全体的には良くなったんだと思います。 それこそ、シリーズものを一からやりたい自分の様な人間でなければ、「SIREN2」からプレイした方が快適に遊べるかも知れませんね。 シナリオ的にリンクしている部分はありますが、単発の物語として成立していますし。 しかし、怖さを求めるならPS2「SIREN」の方がオススメかな。 取り敢えず「SIREN2」は星4ッ(4/5)です。 |